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南米チリのALMAと森田教授
時々、宇宙についての一般向けの講義を聴きに行くことがあります。

最近は、国立天文台名誉教授の石黒正人氏のお話を何回か聴いています。
著書はALMA電波望遠鏡 (ちくまプリマー新書) [新書]

石黒氏は、南米のチリに建設中のALMA望遠鏡の推進責任者だった方で、
基礎的な知識のほか、現場の生の体験のお話、つい最近更新された情報などを含め、
興味深い事柄を素人に分かりやすく講義して下さるので、楽しい!

宇宙科学ど素人の私には、いつも新たな知識の発見があります!

数日前、現在ALMA望遠鏡の建設に参加している森田教授が亡くなりました。
※国立天文台の記事

亡くなった後に 石黒教授の講義を受けたのですが、
お話のはじめに「今日はショックで元気がないかもしれません」と目をうるませておられました。

一瞬生徒一同が静かに呼吸し、
その瞬間、ふわ〜〜っと暖かいモノが流れて
なくなられた森田さんが 微笑んでいるような印象でした。

悲しみの中始まった講義だったのに、
先生の口ぶりもいつもより一層熱を帯びているようで、

いつもより盛りだくさん。。。。。
そして、自然に講義時間を超過し、、、

終わると同時に、どこからともなく拍手が。。。。
私も 自然に拍手をしてました。

とても失礼な表現かもしれないけど、
(自分の体験を振り返ってみても)
身近な仲間、知り合いが亡くなることで、
それを体験した人は、浄化に似た作用を受けるのかなあ、と思いました。

身近だったり、仲間だったり、近い知り合いだったりがなくなると、とっても悔しくなります。
悲しく 落胆=肝が落ちてなくなっちゃうような、脱力感とも言える気持になります。

でも、日常は止まっていないから、重い腰上げて
日常の業務、生活ルーティンをこなすことになります。

その時、いつもとは違った気持で動くでしょ。
いつもある邪念(?)を考える余裕がなかったりしますし。

落胆を経て、または落胆の渦中で日常に戻る時、
ある種の浄化をされたかのように、
いつもとは違うちょっと澄んだ気持ち、視点で世界を感じるでしょう。

石黒教授の講義、
いつもと何かが違っていて、研ぎ澄まされたような、
それでいて自然体で流れて、素敵な授業だったのですよ。。
思わず皆が拍手するくらいだもん。♪

これは 森田教授から石黒教授へのプレゼントのひとつかもしれないなあ、、なんて思いました。
そして幸運なことに、石黒教授を通じて、
そこにいた我々もその浄化の一端を受け取ったのかもしれません。

宇宙のこと、科学の進化、星の生死、人の生死、色々な側面を一度に感じた授業でした。

森田氏のご冥福をお祈り申し上げます。合掌。
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