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中国の至宝展・出雲展
tohaku1
この2週間ほど、風邪気味だったり軽い気管支炎だったり、、体調下降気味で色々頓挫しておりました。

とはいえ、そこそこ活動していたので、合間をぬって晴れ上がった空の下、
上野の国立博物館で開催中の『中国王朝の至宝展』に行ったり、
同じ場所で開催中の『出雲展』に行ったり しておりました。

どちらも、思った以上によかった!

仔細は、公式サイトの中国の至宝展出雲展などを見ていただくとして。。

中国の至宝展は、以前、『誕生!中国文明』で、夏、殷、周、春秋時代などの出土品を見て、強い印象を受けたので、今回の特別展も期待しておりました。
今回は、「蜀と夏・殷」「楚と斉・魯」「秦と漢」「北朝と南朝」「長安(唐)と洛陽(隋)」「遼と宋」といった2つの王朝の対比構成で展示されていました。

夏王朝が存在したのは、紀元前2000年〜1600年ごろといわれてます。
奇妙に聞こえるかもしれませんが、
時間軸を、紀元0年を中心に時代を折り返せば、
今が2014年ですから、ちょうど折り返し地点からの距離は同じくらい。

以前開催された『誕生!中国文明』では、
なんとまあ、そんな果てのような時代からのトルコ石の美しい 小さな動物紋飾板があったり、、
紀元前1600年頃の白い陶器(そんな昔に既に白があったなんて凄い!)など、魅惑的な品々でした。

そして、妙に心に残ったのが、春秋時代の『九鼎』..3つ足の鍋が9個あるだけなんですけど、
9という数字は、王にだけ許された特別な数だったそうで、
9個の大きな鍋がずらっとガラスケースに並んで部屋を埋めていたのは壮観でした。

私はどうも、、3本足の鼎(鍋)や角(酒器)、爵(しゃく)が好きらしく、
見ていて、ついつい近寄っていってしまう。。

あのころは(今もまだまだですが)、中国初期文明については、な〜〜にも知らないで、
ただ ほいほいと観ていましたが、それでも素晴らしいと判るものが沢山で、楽しかった。

今回の中国の至宝展も、よかったですよん。figure1

思いのほか小さかったけど、ピカピカの金製仮面。
紀元前1200年ころに、こんなに薄い仮面が作られていたなんて!
何かに被せて使っていたのだろうか??
 写真は、そのフィギュア (初めて買ったフィギュアです^^)

龍というのは、秦の始皇帝の時代以前からあったようで、
かなり古代から龍は崇められていたようですね。

始皇帝の宮殿にあった(?)という絡み合う龍は、サンショウウオのような平たい顔をしていました。
龍の顔も、時代とともに変容しているのでしょう、
曽我蕭白の巨大龍図の龍とは、かなり違った表情と形です。

龍はいつの時代からあらわれたのかな、、、不思議に思っています。

中国展、今の私には、古代のほうが、、
しかも、仏教以前、秦以前のものがパワフルで強烈に惹かれます。
mask1
これは、突目仮面。
殷の時代のものです。日本でいえば、縄文時代。
中国も、古代は多神教だったそうで、
自然の中に、あらゆる神が存在していたような、そんな時代の品だろうと感じます。

動物をかたどった斎の時代の犠尊は 形がすごくよかったです!

また、青銅器の獣面文(饕餮文)がとてもとても印象的でした。
獣面文については、林巳奈夫さんの本に意味が詳しい。

こんな興味深いサイトも見つけました。
獣面文を器に画した理由は、強い動物の力を借りて神に捧げる食物を護った、とも考えられるそう。
な〜るほど、、その頃の人々の、自然への強い畏敬を感じます。

今回の展示の多くが、一級文物、つまり国宝級のものなので、これだけ揃う機会は、そうそうないと思います。
見応えたっぷりでした。


『出雲展』。
写真では、噂の宇豆柱を見てましたが、実物はさすが、迫力ありました〜。
大きい、太い!
あれだけの巨木を3本連ねたのが ひとつの柱だとは。。。
建物の大きさと重さを想像させます。

本殿の高さ48m、そこにたどり着く斜めの階段は109mだったそうで、
現在の建物にして、約10階建てと同じくらいだということ。

それにしてもよくまあ、それほどのものを作りましたねえ。
それほどの高みにこそ、神は降り立つのか。。
模型でもかなりの迫力を感じましたよ。

一緒に行った伯父達と
これだけの柱が見つかったからには、
建物を再現したい、、という声があがりそうだね。。と話していたら、

耐震基準をクリア出来るのか? 最近は竜巻が多いから崩れるんじゃないか、、
などの、すこぶる現実的で、否定的な意見が多かったです。。

また、荒神谷遺跡からみつかった358本の銅剣が展示されていました。
すごい量ですねえ。剣の曲線が見事でしたよ。

わたしゃ てっきり、”荒ぶる神の谷に 剣を生めて 神の力を抑えたのかなぁ?”なんて空想したら、
荒神というのは、台所にいる神様だったそうで、、あはは...^^; (汗 でした。

(ん?でも、その頃は荒神様は台所にはいなかったかもしれない??
 それに、その頃の地名は違ったかもしれないし?? 
 何故に一度に沢山の剣をおさめたのでしょうね??)

加茂岩倉遺跡出土の沢山の銅鐸は、きれいでした。
鹿、トンボ、亀などが施され、周辺には、細かな文様が繰り返されていて、
中国の獣面文のおとなしいもの、、のような気もして、渡来人のニオイがしました。

あまり期待していなかったのですが、本殿の模型といい、出土品といい、
ナカナカ見ごたえありました。

というわけで、結構お腹いっぱい 古代の香りとエネルギーを吸い込んだ気がしてます。
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