道楽三昧
先日、川喜田半泥子の作品展に行ってきました。
銀行頭取を勤めるかたわら、作陶、書画、絵画、写真など、幅広い趣味に
努力と才能を発揮しながら、楽しむ事を忘れず、素人であることを誇りにしていた人。
「おれはろくろのまわるまま」
「玄人は欲せざるに作り、素人は欲して初めて作る」
という言葉が それを表しているようです。
作陶には 特に夢中だったようで、毎晩ろくろにむかい、彼の指紋は消えていたとか。。
生涯に作った器の数は、3万5千。。しかも、ひとつも売っていない。
作域も、織部、志野、楽焼、伊賀、刷毛目、粉引と幅広かった。
展覧会では、乾山っぽい茶碗もありました。。
「道楽三昧」は、そんな彼の彫った印にあった言葉でもあり、私自身とても好きな言葉。
今回、作品の説明などはなるべく読まず、
ただ、彼の作品のひとつひとつに 向き合って見てきました。
ちょうど、陶器は好きだけど、詳しくないし、
作品をありのままに見て、自分の感性と向き合うのにも、いい機会。
200点くらいあったのだけど、ひとつひとつに向き合うのは結構エネルギー使った気がします。
半泥子の作品は、どれも、遊び心、伸びやかさがあり、
同時に真剣さ、まっすぐな視線 が感じられるようでした。。
真剣さがあるからか、緊張感を感じる作品が多かった気がする。。
ただ、緊張感があっても、妙なチカラは入っていなくて、、、
時々、作品の影から ちょこっと 「くくっ」と笑うような
にやっとした ゆるいお茶目な息吹を感じました。
私の単なる思い込みかもしれないけど、
緊張感が楽しかった パワフルな作品たちでした。
遊び心を大切にして、故人に学び、作る事を楽しみ、追求し、真剣勝負していた人。
「玄人ならこうあるべき」という規範や常識から遠く自由に 遊んだ 「道楽三昧」。
私も、もっともっと 道楽三昧しよう〜〜〜。
銀行頭取を勤めるかたわら、作陶、書画、絵画、写真など、幅広い趣味に
努力と才能を発揮しながら、楽しむ事を忘れず、素人であることを誇りにしていた人。
「おれはろくろのまわるまま」
「玄人は欲せざるに作り、素人は欲して初めて作る」
という言葉が それを表しているようです。
作陶には 特に夢中だったようで、毎晩ろくろにむかい、彼の指紋は消えていたとか。。
生涯に作った器の数は、3万5千。。しかも、ひとつも売っていない。
作域も、織部、志野、楽焼、伊賀、刷毛目、粉引と幅広かった。
展覧会では、乾山っぽい茶碗もありました。。
「道楽三昧」は、そんな彼の彫った印にあった言葉でもあり、私自身とても好きな言葉。
今回、作品の説明などはなるべく読まず、
ただ、彼の作品のひとつひとつに 向き合って見てきました。
ちょうど、陶器は好きだけど、詳しくないし、
作品をありのままに見て、自分の感性と向き合うのにも、いい機会。
200点くらいあったのだけど、ひとつひとつに向き合うのは結構エネルギー使った気がします。
半泥子の作品は、どれも、遊び心、伸びやかさがあり、
同時に真剣さ、まっすぐな視線 が感じられるようでした。。
真剣さがあるからか、緊張感を感じる作品が多かった気がする。。
ただ、緊張感があっても、妙なチカラは入っていなくて、、、
時々、作品の影から ちょこっと 「くくっ」と笑うような
にやっとした ゆるいお茶目な息吹を感じました。
私の単なる思い込みかもしれないけど、
緊張感が楽しかった パワフルな作品たちでした。
遊び心を大切にして、故人に学び、作る事を楽しみ、追求し、真剣勝負していた人。
「玄人ならこうあるべき」という規範や常識から遠く自由に 遊んだ 「道楽三昧」。
私も、もっともっと 道楽三昧しよう〜〜〜。
- 2010.01.29 Friday
- 日記 journal
- 17:31
- comments(0)
- trackbacks(0)
- -
- -
- by あきこ