武士好みの庭
先日、南禅寺と南禅寺界隈の別荘の庭園をテレビで見た。
その中に、真々庵という別邸の庭園が紹介されていた。
松下幸之助がその別邸(別荘)の主。
彼は、庭師に
”寸鉄を帯びずして、人を制するような庭に” と注文したそうだ。
つまり武器を帯びずに人(敵)を制するようなたたずまいを。
名石、銘木を使わずに実現したい ということらしい。
松下幸之助さんは、精神性において 武人なんだろうなぁ。
実際、白砂が敷かれている杉の木立は 素晴らしい。
("真々庵 画像" で検索してみてくださいな、見つかります)
所で、今回のインドへのカラリパヤットゥ修行では、ちょっと興味深いことがあった。
地元の上級生の中でも上級の生徒が我らの指導をしてくれたのだが。
その中で、とても厳しく細かく、型を修正する先輩がいた。
指導を受ける外国人生徒たちからは、その厳格な(?)やり方に
時折否定的な声もあがっていた。
(最後には皆、あの上級生にきっちり教わったのはよかった、と言ってたけど、ね。(^^)v )
で、様子を見ていると、「先生」たちの言っている内容と同じ事を
基本を確実に押さえながら、
「先生たち」より強制的に、指示しているにすぎないようだった。
それは、静かで的確、几帳面で効果的、たまに見ると刺激的だった。
私は、殆どその先輩から指導を受ける機会がなく残念だったけど、
どこか親しみを感じていたのだ。
真々庵の庭園を見ていたら、
”あ、これっ・・!” と その先輩の指導風景と 白砂の杉木立の庭園風景がスッと重なった。
武士好みとも言えそうな雰囲気。
自然の息遣いの中 静で穏やかで凛とし 厳しさのあるたたずまい。
う〜〜ん、言葉ではうまく表現できない・・・。
あの先輩の指導には、いい意味での体育系の指導のような
淡々とした厳しさと柔らかさが混合していたようで、
庭園の風景を見ながら、妙に懐かしさを覚えた。
そんな彼も、道場(カラリ)を出ると途端に、
シャイで ちょっと気取った そして心配りある青年になるのだ。
その中に、真々庵という別邸の庭園が紹介されていた。
松下幸之助がその別邸(別荘)の主。
彼は、庭師に
”寸鉄を帯びずして、人を制するような庭に” と注文したそうだ。
つまり武器を帯びずに人(敵)を制するようなたたずまいを。
名石、銘木を使わずに実現したい ということらしい。
松下幸之助さんは、精神性において 武人なんだろうなぁ。
実際、白砂が敷かれている杉の木立は 素晴らしい。
("真々庵 画像" で検索してみてくださいな、見つかります)
所で、今回のインドへのカラリパヤットゥ修行では、ちょっと興味深いことがあった。
地元の上級生の中でも上級の生徒が我らの指導をしてくれたのだが。
その中で、とても厳しく細かく、型を修正する先輩がいた。
指導を受ける外国人生徒たちからは、その厳格な(?)やり方に
時折否定的な声もあがっていた。
(最後には皆、あの上級生にきっちり教わったのはよかった、と言ってたけど、ね。(^^)v )
で、様子を見ていると、「先生」たちの言っている内容と同じ事を
基本を確実に押さえながら、
「先生たち」より強制的に、指示しているにすぎないようだった。
それは、静かで的確、几帳面で効果的、たまに見ると刺激的だった。
私は、殆どその先輩から指導を受ける機会がなく残念だったけど、
どこか親しみを感じていたのだ。
真々庵の庭園を見ていたら、
”あ、これっ・・!” と その先輩の指導風景と 白砂の杉木立の庭園風景がスッと重なった。
武士好みとも言えそうな雰囲気。
自然の息遣いの中 静で穏やかで凛とし 厳しさのあるたたずまい。
う〜〜ん、言葉ではうまく表現できない・・・。
あの先輩の指導には、いい意味での体育系の指導のような
淡々とした厳しさと柔らかさが混合していたようで、
庭園の風景を見ながら、妙に懐かしさを覚えた。
そんな彼も、道場(カラリ)を出ると途端に、
シャイで ちょっと気取った そして心配りある青年になるのだ。
- 2014.03.26 Wednesday
- インド滞在記-staying in India
- 14:08
- comments(0)
- trackbacks(0)
- -
- -
- by あきこ