シバフォーム
大好きなシバフォームについて
ちょこっと説明してみます
カラリパヤットゥの型のグループのひとつに
ピラタンギ(pillatangi)と呼ばれるものがあります
シバフォームは、より地面に近いところで(低い姿勢で)動くフォームで、
チカラ強く、ハードで男性系、
対するシャクティフォーム群はフロー(流れ)や循環を現す女性系の型と言えます
シャクティフォームには、ウォーターフォーム、ファイアフォームなどがあります
男性は シャクティをより多く練習することでバランスが取れ、
逆に、女性はシバフォームをより練習することでバランスが取れる
と 言われます
また、それぞれ、シバフォームは シバ神を
シャクティは シバ神の妻のパールバティを象徴としているそうです
シバフォーム群はpilla tangi (ピラタンギ)とも呼ばれ、
その意味は holding a baby
赤子を抱いている、というもの
型の中の動作(形)が 赤ん坊を抱っこしているかのように見えるからです
Kalarippayatu という本によれば、
この型は、18世紀に英国と戦ったヒーローである、マイソールのTipu Sultanによって鍛錬されていた型だ、とあります
また、そのことが、KKA(ウチの道場)の大先生、gurukkal Sherifkaが pillatangi を取り入れた理由だろうとも記載されていました
このTipu は父の命で一時ケララでカラリパヤットゥの技術を学んでおり、
そのTipuが練習していたカラリパヤットゥは今もカラリの聖地、Badagara(Vatakara)に残っているとか。。
18世紀だと割と近い時代で、歴史でも、現実感があります〜
シバフォームは、「突く」タイプの武器の型の練習 という要素もあります
長棒でも型に寄っては突く動作が含まれますが、スピアやダガーでは、「突く」動作がより濃厚です。
シバフォームは 低い姿勢で直進したり 後退したりするので
習い始めは 結構キツいです
足、お尻、体幹にビシバシ効きます
(シェイプアップにもバッチリよ♪)
また、低い姿勢は、心臓に負担がかかりにくいので
長く戦うための練習としてもよい、とも聞きました
このシバフォームも他の型と同様、いくつかのバージョンがあります。
段々とグレードアップ、つまり 高度になっていきます
入門の1st、その次の進化系の2nd は立ち上がってキックする、
というちょっとホッとする動作もありますが、
3rdになると、低い姿勢のまま、シティングターンキックの姿勢で行ったり来たりします
一歩進んで一歩下がって、3歩進んで一歩下がって・・という具合にナカナカ進まない型です(笑
しか〜〜し、どのフォームでもそうですが、
ひとつの型を征服して次のバージョンをやり始める頃には、
それまで練習していた型が、スイスイとラクに進むようになるのです
それが 型という練習システムの楽しさでもありますね
3rdを習い始めた当初は、”うわ、ぉ、あ・・足が 足が前に出て行かない”という・・・
まるで ビデオのスローモーのような動きしか出来ない羽目によく陥りました
疲れるのだ・・・
しかも、長い型なので、当初はハーフでやっていた・・・
なのに足が進まない・・・・(涙
でも、一ヶ月ほどすると 足がバネ状に変化して、
ある時、”あれ?バネになって 前にグンと進むじゃん”と
身体の変化を実感出来るようになりました
身体を痛めることなく、筋肉が変化し、
身体が軽く、強く、しなやかになっていくカラリパヤットゥ。
20代でも 30代でも 40代でも 50代でも
身体が変化・進化して行く楽しみというのは、なんだかとってもワクワクします〜
すごく楽しい〜〜
カラリパヤットゥって身体全体が強くしなやかに軽く俊敏になるために、
ホントによく出来たシステムじゃないか、つくづくそう思います
そして、自分の身体でそれを実感してます
ちなみに、前述した本の著者がシバフォームの1st(入門バージョン)を
Youtubeにアップしていたのを見つけました
著者に敬意を表して 貼付けます・・
ご参考までに。
ちょこっと説明してみます
カラリパヤットゥの型のグループのひとつに
ピラタンギ(pillatangi)と呼ばれるものがあります
シバフォームは、より地面に近いところで(低い姿勢で)動くフォームで、
チカラ強く、ハードで男性系、
対するシャクティフォーム群はフロー(流れ)や循環を現す女性系の型と言えます
シャクティフォームには、ウォーターフォーム、ファイアフォームなどがあります
男性は シャクティをより多く練習することでバランスが取れ、
逆に、女性はシバフォームをより練習することでバランスが取れる
と 言われます
また、それぞれ、シバフォームは シバ神を
シャクティは シバ神の妻のパールバティを象徴としているそうです
シバフォーム群はpilla tangi (ピラタンギ)とも呼ばれ、
その意味は holding a baby
赤子を抱いている、というもの
型の中の動作(形)が 赤ん坊を抱っこしているかのように見えるからです
Kalarippayatu という本によれば、
この型は、18世紀に英国と戦ったヒーローである、マイソールのTipu Sultanによって鍛錬されていた型だ、とあります
また、そのことが、KKA(ウチの道場)の大先生、gurukkal Sherifkaが pillatangi を取り入れた理由だろうとも記載されていました
このTipu は父の命で一時ケララでカラリパヤットゥの技術を学んでおり、
そのTipuが練習していたカラリパヤットゥは今もカラリの聖地、Badagara(Vatakara)に残っているとか。。
18世紀だと割と近い時代で、歴史でも、現実感があります〜
シバフォームは、「突く」タイプの武器の型の練習 という要素もあります
長棒でも型に寄っては突く動作が含まれますが、スピアやダガーでは、「突く」動作がより濃厚です。
シバフォームは 低い姿勢で直進したり 後退したりするので
習い始めは 結構キツいです
足、お尻、体幹にビシバシ効きます
(シェイプアップにもバッチリよ♪)
また、低い姿勢は、心臓に負担がかかりにくいので
長く戦うための練習としてもよい、とも聞きました
このシバフォームも他の型と同様、いくつかのバージョンがあります。
段々とグレードアップ、つまり 高度になっていきます
入門の1st、その次の進化系の2nd は立ち上がってキックする、
というちょっとホッとする動作もありますが、
3rdになると、低い姿勢のまま、シティングターンキックの姿勢で行ったり来たりします
一歩進んで一歩下がって、3歩進んで一歩下がって・・という具合にナカナカ進まない型です(笑
しか〜〜し、どのフォームでもそうですが、
ひとつの型を征服して次のバージョンをやり始める頃には、
それまで練習していた型が、スイスイとラクに進むようになるのです
それが 型という練習システムの楽しさでもありますね
3rdを習い始めた当初は、”うわ、ぉ、あ・・足が 足が前に出て行かない”という・・・
まるで ビデオのスローモーのような動きしか出来ない羽目によく陥りました
疲れるのだ・・・
しかも、長い型なので、当初はハーフでやっていた・・・
なのに足が進まない・・・・(涙
でも、一ヶ月ほどすると 足がバネ状に変化して、
ある時、”あれ?バネになって 前にグンと進むじゃん”と
身体の変化を実感出来るようになりました
身体を痛めることなく、筋肉が変化し、
身体が軽く、強く、しなやかになっていくカラリパヤットゥ。
20代でも 30代でも 40代でも 50代でも
身体が変化・進化して行く楽しみというのは、なんだかとってもワクワクします〜
すごく楽しい〜〜
カラリパヤットゥって身体全体が強くしなやかに軽く俊敏になるために、
ホントによく出来たシステムじゃないか、つくづくそう思います
そして、自分の身体でそれを実感してます
ちなみに、前述した本の著者がシバフォームの1st(入門バージョン)を
Youtubeにアップしていたのを見つけました
著者に敬意を表して 貼付けます・・
ご参考までに。
- 2020.01.29 Wednesday
- カラリパヤットゥな雑談
- 15:10
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- by あきこ